「黒い時計って、どうしても傷が目立つのが嫌で…」――そう話す友人の言葉に、筆者は「それ、セラミックなら大丈夫だよ」と返した。特にIWCのパイロットウォッチ、IWCコピーIW389104は、セラミックケースの利点を最大限に活かした一本だ。傷つきにくく、色褪せない。そして、サテン仕上げとポリッシュのコントラストが、光の角度で異なる表情を見せる。一見無骨だが、よく見ると計算された美しさがある。
なぜ、このセラミックが「復刻」を名乗るのか
44.5mmのブラックセラミックケース。一見、現代的な素材だが、そのフォルムは1960年代のIWCパイロットクロノグラフにインスパイアされている。特に、リューズとプッシュボタンの形状、数字のフォント、針のデザイン。どれを取っても「あの頃の雰囲気」を漂わせる。しかし、素材だけは最新。この「新旧の融合」こそ、IW389104の真骨頂だ。
文字盤の視認性と、さりげないレッドアクセント
ブラックの文字盤に、大きなアラビア数字と白い針。これだけでも十分読みやすい。しかし、3時位置の日付・曜日表示窓の周りに施されたさりげないレッドのアクセントが、全体を引き締める。6時位置のスモールセコンド、9時位置の12時間積算計、12時位置の30分積算計。クロノグラフとしての機能美ももちろん。夜光も強力で、暗闇でもパッと読める。
心臓部は自社製キャリバー69380

自動巻き、パワーリザーブ約46時間。垂直クラッチではないが、実績あるこのムーブメントは信頼性が高い。軟鉄製のインナーケースを備え、耐磁性も抜群。つまり、機内や電子機器の近くでも狂いにくい。シースルーバックではないが、その分、パイロットウォッチとしての堅牢性を優先。防水は60m。手洗いや雨はもちろん、プールサイドでも問題ない。
こんな人に勧めたい
「ヴィンテージの雰囲気は好きだけど、古い機械はちょっと不安」という人。セラミックの軽さと強度を求めつつ、あの頃のデザインを愛する人。ビジネスではスーツに合わせ、週末はフライトジャケットや革ジャンに。そのギャップを楽しめる大人の男性にぴったり。値段は決して安くないが、一生ものと考えれば決して高くない。
最後に
IW389104は、IWCが「過去へのオマージュ」と「未来への挑戦」を同時に叶えた一本。もしあなたの手首に、黒いセラミックが似合うかどうか迷っているなら。実物を試着することを強く勧める。その軽さ、そして光を受けたときの「黒」の深みに、きっと心を奪われるはずだ。そして、あなたも「パイロットになったような気分」を味わえるだろう。 |