「ロレックスのデイトジャストに似ているけど、もっと手が届く価格」――それがチューダー ロイヤルシリーズの立ち位置だ。特にTUDOR M28600-0003レプリカ時計は、41mmのステンレススチールケースに、ノッチ付きのベゼル(溝付き)が特徴。遠目にはロレックスのフルーテッドベゼルを思わせるが、もっとシャープで現代的。サンレイ仕上げのブルー文字盤は、光の角度で濃紺から明るい空色へ変わる。3時位置に日付表示窓(シクロップレンズなし)。インデックスはバトンタイプで、12時位置はツールドロゴ。視認性は高い。
ブレスレットの「融合」が新しい
このモデルの最大の特徴は、5連リンクのブレスレット。中央の3列はポリッシュ、両端の2列はヘアライン。この組み合わせが、光を受けて複雑な陰影を描く。しかも、ケースとブレスレットの繋ぎ目は「一体化」しているように見える。ラグが短く、手首へのフィット感が抜群。クラスプにはプッシュボタン式のフォールディングクラスプ。微調整機能はないが、コマ調整でほぼ完璧に合わせられる。
ムーブメントは「自社製」の実力

搭載するキャリバーT603は、自動巻き、パワーリザーブ約38時間。日付表示のみのシンプルな3針。防水は100m。日常使いには十分。COSCクロノメーターではないが、チューダーの内部基準は高く、実用上問題ない。シースルーバックではないので、裏蓋には「TUDOR」と「ROYAL」の刻印。所有感をそっと支える。
ターゲットは「初めてのラグジュアリーウォッチ」を探す人
価格は実売で20万円台前半。スイスの老舗ブランドで、この価格帯はかなり頑張っている。ロレックスに手が届かないが、チューダーの品質は試したい。そんな層にぴったり。ビジネスシーンでは、ブルー文字盤が知的でクリーンな印象を与える。週末のカジュアルでは、ブレスレットの輝きがアクセントに。41mmのケースは男女問わず使えるサイズ。
パワーリザーブが38時間と短め。週末に外すと月曜朝には止まっている可能性がある。また、日付表示にシクロップレンズがないので、拡大されず見づらいと感じる人もいる。しかし、この価格帯でこのクオリティなら、及第点。
もしあなたが「ロレックスのデザインに憧れるけど、予算の関係で手が出せない」というなら。このチューダー ロイヤルは、「デイトジャストの精神を受け継ぐ弟分」として、強くおすすめできる。実物を見て、そのブルー文字盤とマルチリンクブレスレットのフィット感を確かめてみてほしい。きっと「納得の一本」に出会えるはずだ。 |