「レースの興奮を日常に」――そんなコンセプトを体現するのがタグホイヤーコピーのF1シリーズだ。WBY111G.BA0042は、そのエントリーモデルながら、ブランドのモータースポーツ遺伝子をしっかり受け継いでいる。ケース径は43mm。ステンレススチール製のケースは、ポリッシュとヘアラインの使い分けで光の反射に陰影を与える。ベゼルはブラックアルミニウム製のタキメーター。この素材は傷つきやすい反面、軽量でレーシングカルの雰囲気を醸し出す。
特徴① 視認性を極めたクロノグラフレイアウト
ブラックの文字盤に、ホワイトのインデックスと針。3時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計、9時位置にスモールセコンド。4時半に日付窓。このレイアウトは、一瞥で各積算値が読み取れる設計。秒針の先端にある赤いアクセントが、計測中の視認性を高めている。夜光塗料は針とインデックスに塗布され、暗所でも最低限の視認性を確保。タキメータースケールはベゼルに刻まれ、速度計測が可能(使う機会は稀だが、デザインのアクセントとして機能)。
特徴② クォーツの正確性と軽快な操作性
搭載するムーブメントは高精度クォーツキャリバー。機械式に比べて格段に軽く、日差もほとんどない。電池交換は約3年に一度で、その間ストレスフリー。クロノグラフのプッシュボタンは軽やかなクリック感があり、力の弱い人でも操作しやすい。スタート・ストップ・リセット時の針の動作も正確で、1/10秒単位の計測も問題ない。防水は200m。プールや海辺のレジャーにも気兼ねなく使える。
特徴③ スポーティで飽きのこないデザイン
ブラック×シルバーの配色は、ビジネスカジュアルから週末のカジュアルまで幅広く溶け込む。特に、白いTシャツやデニムとの相性は抜群。重さも軽く、長時間の装着でも疲れにくい。ブレスレットは3連リンクのステンレススチール。クラスプには微調整機能はないが、コマ調整でフィット感は得られる。傷ついてもあまり気にならない価格帯も、この時計の魅力の一つ。ガシガシ使える「遊び時計」として最適。
「初めてのスイス製クロノグラフ」として、WBY111G.BA0042は極めて完成度が高い。機械式のような所有感は薄いが、その分、正確でタフ、そして気軽に使える。特に、クロノグラフ機能を日常的に使う人(例えば、料理のタイマーやジムでの計測など)には、クォーツの利便性が際立つ。もしあなたが「高額な機械式に手を出す前に、まずはクロノグラフの使い勝手を試したい」と考えているなら、この一本は最適な入門機になるだろう。実物を見れば、写真では伝わらないスポーティな軽快さが伝わるはずだ。 |