池袋のウブロコピー販売店で、この時計を手に取ったとき、まず「軽い」と思った。でも、その軽さは「安っぽさ」じゃない。ケースはカーボンTPT(薄い炭素繊維を積層した素材)とブラックセラミックのハイブリッド。手に取ると、まるで「スポーツカーを手首に乗せた」ような感覚だ。店員さんが言った。「このモデル、ビッグバン・ソウルシリーズの中でも特に“軽さと強度”を追求した一本なんです」。
「この時計の“顔”は、なんといってもこのスケルトン文字盤です」
ブラックのスケルトンダイヤルからは、ムーブメントの歯車や地板が丸見え。3時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計、9時位置にスモールセコンド。4時半に日付窓。これだけの情報を詰め込みながら、スケルトンならではの「透け感」が視覚的な重さを軽減している。針とインデックスにはホワイトゴールドと夜光塗料が使われていて、暗所でも時間は読める。秒針の先端の赤いアクセントが、全体のクールな印象に遊び心を添えている。
「この素材の組み合わせが、この時計の真骨頂です」
カーボンTPTは、見る角度によって織り目模様が浮かび上がる。ブラックセラミックのマットな質感が、その光沢を引き立てる。異素材の融合を掲げるウブロらしい、まさに“アート・オブ・フュージョン”の結晶だ。45mmのケース径は決して小さいとは言えないが、カーボンの軽さのおかげで長時間の装着でも疲れにくい。
心臓部には自社製自動巻きクロノグラフ、キャリバーHUB1280が搭載されている。
約72時間のパワーリザーブ。垂直クラッチとフライバック機能を備え、クロノグラフ作動時の針の跳ねがほとんどない。シースルーバックからは、ブラック処理されたローターとコート・ド・ジュネーブ装飾を鑑賞できる。防水は100m。日常の水濡れには十分対応する。
「この時計が似合うのは、『普通の時計には飽きた』という方ですね」と店員さんは笑った。「スーツには合わせにくいかもしれませんが、週末のカジュアルやクリエイティブなシーンで、その存在感を発揮します」。
もしあなたが「身に着けるマシン」を探しているなら、この一本は強力な選択肢になる。カーボンの軽さとスケルトンの機械美。そのすべてが、「これで正解だった」と思わせてくれる。池袋の店を出るとき、私は「これは、所有する喜びを再定義する時計だ」と心から思った。ウブロが提案する“素材の衝撃”。それが、642.CV.0130.VR.HBT24だ。 |