「またロレックスですか?」――池袋のコピー時計店で、店員さんにそう言われて、私は慌てて首を振った。今日の目的は、もっと“日常的”な一本。そう、浪琴のL3.764.4.96.6だ。39mmのステンレススチールケース。ブルーのサンレイ文字盤。シンプルな3針+日付。写真で見るより、実物はもっと“落ち着いている”。
この時計の何がいいって、まずその“サイズ”だ。
39mm。大きすぎず、小さすぎない。現代のビジネスシーンに、これ以上ない絶妙なバランス。スーツの袖口にすっきり収まる。でも、カジュアルな装いには程よい存在感を放つ。「このサイズ感、一番人気なんですよ」と店員さんが言ってた。確かに、手に取ってみるとその“ちょうどよさ”がわかる。重すぎず、軽すぎない。そして、ブルーの文字盤が、光の角度で濃紺から明るいコバルトブルーまで変化する。見ているだけで、なぜか心が落ち着く。
この時計の“隠れた魅力”

「このモデル、実は“コスパ”が一番評価されてるんですよ」と店員さん。スイス製の自動巻き時計で、この価格帯はかなり頑張っている。搭載されているキャリバーL888は、約72時間のパワーリザーブを持つ。つまり、金曜の夜に外しても月曜朝まで止まらない。シリコン製ヒゲゼンマイを採用しているから、磁気にも強い。シースルーバックではないけど、その分コストを抑えている。
文字盤のインデックスはアプライドのバトンタイプ。針はドーフィン型。どちらもシルバーカラー。3時位置に日付表示窓。6時位置に「AUTOMATIC」の文字。夜光はない。つまり、この時計は「暗闇より、光の中で美しさを楽しむ」ためのものだ。
「この時計が似合うのは、『無理をしない大人』です」
店員さんはそう言って笑った。「派手じゃないけど、ちゃんと“いいもの”だとわかる。そういう“自然体”な人にこそ、この時計は似合います」。確かに、スーツにもカジュアルにも馴染む。でも、それだけじゃない。この時計には“自分はこれでいい”という自信を持った人にしか出せない雰囲気がある。
もしあなたが「毎日使える一本」を探しているなら、この浪琴は強力な選択肢になる。池袋の店を出るとき、私は「これなら、誰にでも勧められる」と心から思った。LONGINESが提案する“39mmの正解”。 |