池袋のオーデマピゲコピー販売店で、この時計を手に取ったとき、まず「懐かしい」と思った。でも、ただの“懐かしさ”じゃない。どこか“新しさ”も感じる。それが、この時計の不思議な魅力だ。37mmの18Kホワイトゴールドケース。八角形のベゼル。そして、グレーのプチ・タペストリー文字盤。店員さんが言ってた。「このモデル、ロイヤルオークの“原点回帰”とも言える一本なんですよ」。
この時計の“復古感”は、どこから来るのか

まず、そのサイズだ。37mmは、1972年に誕生した初代ロイヤルオーク(5402)に近いサイズ感。現代の大径トレンドからすると“小ぶり”だけど、それがかえって“クラシック”な雰囲気を醸し出す。手に取ると、その“しっくり感”がわかる。重すぎず、軽すぎない。ちょうどいいバランスだ。文字盤のグレーは、光の角度でシルバーがかったり、ダークガンメタルになったりする。この“曖昧な色合い”が、復古的な雰囲気をさらに引き立てる。
文字盤の“プチ・タペストリー”が、時代を超える
小さな正方形の幾何学模様。これは、初代ロイヤルオークから受け継がれるアイコンだ。手作業で刻まれたこの模様が、光を受けて複雑な陰影を描く。見ているだけで、なぜか心が落ち着く。インデックスはホワイトゴールドのバトンタイプ。針も同素材で、夜光塗料が塗布されている。3時位置に日付表示窓。クロノグラフ機能はなく、シンプルな3針+日付。この「必要最低限」の情報が、余計なものを削ぎ落とした“大人の余裕”を感じさせる。
心臓部には自社製自動巻きキャリバー5900が搭載されている
約60時間のパワーリザーブ。シースルーバックからは、コート・ド・ジュネーブ装飾と、22Kゴールド製ローターを鑑賞できる。「このムーブメント、APの伝統的な仕上げ技術の結晶ですよ」と店員さんは強調する。防水は50m。手洗いや雨程度なら問題ない。
この時計、誰に刺さるんだろう?
「“クラシックなデザインを、現代の技術で楽しみたい”という方にぴったりです」と店員さん。確かに、スーツにもカジュアルにも馴染む。でも、それだけじゃない。この時計には“自分はこれでいい”という自信を持った人にしか出せない雰囲気がある。特に、ヴィンテージウォッチが好きな人には、たまらない一本だと思う。
もしあなたが「新しいものだけど、どこか懐かしい」と感じる時計を探しているなら、このロイヤルオークは強力な選択肢になる。池袋の店を出るとき、私は「これが“復古の美学”か」と心から思った。オーデマ・ピゲが提案する“原点回帰の一本”。それが、77450BC.GG.1361BC.01だ。 |