池袋店の店長です。今日は、数あるパネライコピーの中でも「最もパネライらしい」と評されるルミノールシリーズから、PAM01784をご紹介します。手に取った瞬間、ずっしりとくる精鋼の重みと、独特の存在感。「あ、これぞ男の時計だな」と、正直ワクワクしました。
このモデルの最大の特徴は、やはり「プロテクター」と呼ばれるリューズガード。パネライの象徴とも言えるこのパーツが、力強くケースを引き締めています。44mmという大ぶりなケースサイズは、手首が細い人には「大きすぎるかな?」と感じるかもしれません。でも、実際に着けてみると、ラグが短めに設計されているので、意外と手首にすっとなじむんですよ。表面はサテン仕上げで、ギラギラしない硬派な雰囲気。ブラックの文字盤は、パネライ伝統の「サンドイッチダイヤル」構造で、夜光の視認性は抜群です。
中身は、手巻きのP.6000キャリバー。パワーリザーブは約3日間(72時間)です。毎朝、あるいは2〜3日に一度、リューズを巻いてやる。この「手巻きの儀式」が、機械式時計を愛でる者にとってはたまらないんですよね。自動巻きのように重さでローターが回る音もなく、静かに時を刻む姿は非常にストイック。防水は300mと、ダイバーズウォッチとしての本格的なスペックも備えています。

私が店長としてこの時計を推す理由は、「オンとオフの切り替えがはっきりしている人」に似合うからです。スーツに合わせると、袖口からゴツいプロテクターがのぞいて、ビジネスの場でも頼れる相棒になります。休日はTシャツにデニム、あるいはサーフパンツに合わせても、全く違和感がない。むしろ、カジュアルな装いにこそ、この無骨な時計が映えます。
どんな人に向くか。まずは「ロレックスやオメガとは違う、個性と男気が欲しい」という人。そして、手巻きの手間を「楽しみ」に変えられる人です。逆に、毎日正確に合わせるのが面倒な人、とにかく軽くて薄い時計を探している人には向きません。44mmの厚みと重量は、覚悟が必要です。
注意点は、手巻きなので定期的に巻くこと。止まってしまうと、時刻合わせとカレンダー合わせが少し面倒です。そして、サファイアガラスとはいえ、プロテクター周りはぶつけると傷がつきやすいので気をつけてください。中古で探すなら、プロテクターのレバーの動き、リューズの巻き心地、文字盤の夜光の状態をチェックしましょう。
http://www.ikebukuro777.org/goods/kind_16_1.html
スペックも大事ですが、この時計の本当の価値は、あのプロテクターを見た瞬間の「所有する喜び」にあります。池袋の店頭で、ぜひ一度、その無骨なまでの男らしさを、ご自身の腕で確かめてみてください。きっと、手巻きの感触に病みつきになるはずですよ。 |