「余計な機能はいらない。とにかく時間がパッと読めて、頑丈で、男らしい時計が欲しいんです」——週末の夕方、カウンター越しにそう語った40代の男性客。そのストイックな言葉に、私は迷わずこの一本を取り出しました。IWCのパイロット・スーパーコピー時計 オートマティック 43、Ref. IW329901です。手に取った瞬間、彼は「ああ、これこれ。こういうのが欲しかったんだ」と、満足げに腕に載せました。
このモデルの最大の魅力は、なんといっても「飛行計器としての純粋さ」です。43mmのステンレススチールケースは、サテン仕上げが主体で、ギラギラした装飾は一切なし。ブラックの文字盤には、12時位置の三角形インデックスと、視認性を極限まで高めたアラビア数字、そして太い針が配置されています。余計なサブダイヤルやカレンダーが視界を遮ることもなく、暗闇でも強力な夜光でパッと時刻が読める。まさに「時を刻む道具」としての完成形です。
この43mmというサイズも絶妙です。大ぶりなパイロットウォッチの中では比較的扱いやすく、手首に載せるとしっかりと存在感を放ちつつも、シャツの袖口に引っかかることもありません。ケースの厚みも抑えられているため、ビジネスシーンでもスマートに着けこなせます。

中身も、IWCの技術力が光ります。搭載されているのは自社製の自動巻きキャリバー32110。パワーリザーブは驚異の約120時間(5日間)です。金曜日の夜に外して月曜日の朝に着けても、まだ余裕で動いている安心感は、毎日を忙しく過ごす大人の男にとって最高の武器になります。さらに、IWC伝統の軟鉄製インナーケースを採用しているため、耐磁性にも抜群。スマートフォンやパソコン、家電製品の磁気から時計を守ってくれるので、日常使いで精度が狂う心配がありません。
どんな人に似合うか。まずは、「実用性と男らしさをとことん追求したい人」。経営者、パイロット、あるいはアウトドアやミリタリーが好きな人にぴったりです。スーツのジャケットからこの硬派な文字盤が覗くと、非常に頼もしい印象を与えます。休日のTシャツにデニムというスタイルなら、最高にワイルドに決まりますよ。手首がある程度の太さがある人だと、43mmが堂々と映えます。逆に、手首がかなり細い人や、ダイヤモンドやゴールドで華やかに飾られた時計が好きな人には、少し武骨すぎるかもしれません。
注意点として、搭載されている軟鉄製インナーケースの影響で、ケースバックはシースルー(透明)ではなく、中身の機械を眺めることはできません。また、付属のカーフスキンストラップは汗や水に弱いので、夏場はこまめに拭くケアを忘れずに。http://www.ikebukuro777.org/goods/pop_1.html
スペックも大事ですが、この時計の本当の価値は、「装飾を削ぎ落とした男の美学」にあります。池袋の店頭の照明の下で、ぜひ一度、この計器のような美しい文字盤と、ずっしりとした質感を、ご自身の腕で確かめて、その「道具」としての佇まいを体感してみてください。 |