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RICHARD MILLEレプリカ時計RM 65-01、チタンに刻むスプリットセコンドの旋律

「こんな軽いクロノグラフ、見たことない」。手に取った人の第一声だ。リシャール・ミルレプリカ時計RM 65-01。トノー型のケースはグレード5チタニウム製。48mm×42mmのサイズは決して小さいとは言えないが、驚くほどの軽さ。機械式クロノグラフでありながら、装着すると「何もつけていないのでは?」と錯覚する。この「軽さ」が、長時間の使用でも疲れを感じさせない。


スプリットセコンドの「生の演奏」


この時計の真骨頂は、スプリットセコンドクロノグラフ機構。2本の秒針が同時に動き、一方を止めて中間タイムを計測できる。プッシュボタンを押したときの「カチッ、カチッ」という感触は、まるで高級オーディオのボリュームを調整するよう。特に6時位置にあるスプリットボタン。押した瞬間、2本の針が別々の動きをする。その機械的なドラマを、スケルトン文字盤が余すところなく見せる。


チタンだからできる「強度と軽さ」

ケースに使われるグレード5チタニウムは、ステンレスの約2倍の強度を持ちながら、重量は約半分。RM 65-01では、ケースだけでなく地板やブリッジにもチタンを採用。ムーブメント全体が極限まで軽量化されている。パワーリザーブは約60時間。自動巻きなので、毎日の巻き上げは不要。でも、シースルーバックから見える地板のコート・ド・ジュネーブや面取り研磨に、手作業の温もりを感じる。


カーボンTPTとのハイブリッドモデルもあるが、これはオールチタン


ベゼルやプッシュボタンもチタンで統一。マットな質感と、所々に施されたポリッシュが光を吸収する。文字盤のインデックスはホワイトゴールド。針には夜光塗料。視認性は抜群。日付表示は12時位置の窓。3時位置に30分積算計、9時位置にスモールセコンド、6時位置に12時間積算計。情報量は多いが、レイアウトは独創的で見やすい。


この時計が伝えるもの


リシャールミルコピーは「時計は身に着けるマシン」という哲学を持つ。RM 65-01はその言葉を具現化したかのように、機械的な複雑さと身体的な軽快さを両立させている。スーツの袖口に収めるのも良し、革ジャンの下に潜ませるのも良し。値段は尋常ではないが、それだけの「唯一無二感」がある。もしあなたが、クロノグラフの「操作する喜び」と「軽さの贅沢」を同時に味わいたいなら、これ以上の選択肢はないだろう。実物を見ればわかる。そのチタンの冷たい感触と、スプリット秒針の鮮やかな動きが、時計の概念を変える。



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