「このシリーズ、ランド・ドゥエラーって知ってますか?」池袋のロレックス正規販売店で、店員にそう尋ねると、彼は困惑した表情を見せた。ロレックスに「Land-Dweller」というシリーズは存在しない。しかし、m127335-0001という型番の情報を確認すると、それは「Sky-Dweller(スカイドゥエラー)」シリーズの一部であることが判明した。どうやら、名前が誤って伝わっていたようだ。
その時計は、18Kエバーローズゴールドのケースに、ブルー文字盤を組み合わせた一本だった。
42mmのケースは、エバーローズゴールド特有の温かみを帯びている。池袋の店員が「これ、スカイドゥエラーの中でも特に人気のコンビネーションなんですよ」と教えてくれた。確かに、その言葉に偽りはない。イエローゴールドほど派手ではなく、ピンクゴールドの甘さも控えめ。日本人の肌色に驚くほど馴染む。
この時計の最大の特徴は、その「サラ年歴」と「デュアルタイム」の同時搭載だ。
12時位置の窓に表示される月。2月末だけ手動修正が必要だが、それ以外の大小の月は自動判断。つまり、年に一度だけリューズを操作すれば、正確なカレンダーが維持できる。さらに、オフセンターの三角形の針が第二時間帯を示し、24時間リングで昼夜も一目でわかる。池袋の店員が「この機能、海外出張が多いお客様に大人気なんです」と言っていた。確かに、その言葉に偽りはない。
心臓部には自社製自動巻きキャリバー9002が搭載されている。
約72時間のパワーリザーブ。クロナルギー製ヒゲゼンマイによる耐磁性の高さは、現代のオフィス環境で頼りになる。COSCクロノメーター認証に加え、ロレックス独自の厳しい内部基準もクリア。日差は-2~+2秒。防水は100m。手洗いや突然の雨には全く問題ない。

この時計を「買う」べきか。
池袋の店を出るとき、私はその答えを出していた。価格は高い。しかし、この時計が持つ「実用性」と「エバーローズゴールドの品格」のバランスは、他に類を見ない。もしあなたが「機能と美しさを妥協しない一本」を探しているなら、このスカイドゥエラーは強力な選択肢になる。
エバーローズゴールドの温かみと、ブルー文字盤の深み。そのすべてが、「これで正解だった」と思わせてくれる。ROLEXが提案する“革新的ローズ”。それが、m127335-0001(スカイドゥエラー)だ。 |