「この時計、実は“青”が一番の武器なんですよ」――池袋のパネライコピー販売店で、店長がそう言ってショーケースからPAM01631を取り出した。44mmのステンレススチールケース。ブルーのサンレイ文字盤。そして、パネライ伝統のサンドイッチ構造。写真で見るより、実物はもっと“深い”。光の角度で濃紺から明るいコバルトブルーまで変化する。見ているだけで、なぜか心が落ち着く。
「この青、実は“海”をイメージしてるんですよ」
店長がそう言って、文字盤を指さした。確かに、よく見ると単なる“青”じゃない。サンレイ仕上げの表面が、光を複雑に反射する。まるで、海の色を閉じ込めたかのようだ。「パネライのルミノールは、もともとイタリア海軍のために作られた時計。だから、この“海の青”が一番似合うんです」と店長は言う。インデックスはパネライ伝統のサンドイッチ構造。切り抜かれたアラビア数字とバーインデックスから、夜光塗料がじんわりと漏れる。暗闇では、その青とグリーンのコントラストが幻想的だ。9時位置にスモールセコンド、3時位置に日付窓。情報は必要最小限。針はドルフィン型で、視認性は抜群だ。

「この時計、実は“着け心地”が一番評価されてるんです」
店長がそう言って、ケースサイドを指さした。44mmという大径でありながら、ラグの形状が手首に沿うように設計されている。実際に装着してみると、思ったより“しっくり”くる。重さはあるけど、それが“所有する喜び”を強くする。「お客様の中には、『これを付けてると、なぜか背筋が伸びる』って言う方も多いですよ」と店長は笑った。
心臓部には自社製自動巻きキャリバーP.9010が搭載されている。
約72時間のパワーリザーブ。金曜の夜に外しても月曜朝まで正確に動く。シースルーバックからは、ブラック処理されたローターとコート・ド・ジュネーブ装飾を鑑賞できる。「このムーブメント、パネライの技術力の結晶ですよ」と店長は強調する。防水は300m。ダイビングにも対応する実力派だ。ラバーストラップもブルーで、ケースとの一体感が抜群。パネライのクイックリリースシステムで、工具不要で別のストラップに変更可能だ。
「この時計、ビジネスにもカジュアルにも使えるのが一番の強みです」
店長はそう言って、文字盤を指さした。「ネイビーのスーツに合わせれば、知的で落ち着いた印象を与える。週末のカジュアルな装いには、そのままブルーのアクセントになる。海辺のリゾートでは、その青が空や海と調和する。都会のカフェでは、アクセントとして映える」。確かに、この一本で、オンもオフも、フォーマルもカジュアルもこなせる。
「この時計を選ぶお客様は、『自分らしさ』を大事にする方ですね」

店長はそう言って、文字盤を指さした。「パネライのブルーは、ただの“色”じゃない。使う人の“スタイル”を引き出す力があるんです」。もしあなたが「周りと同じじゃ嫌だ。でも、奇抜すぎるのも困る」と思っているなら、このPAM01631は強力な選択肢になる。値段は決して安くない。でも、その価値は10年後も変わらない。むしろ、使い込むほどに「自分だけの味」が出てくる。そんな時計だと思う。
池袋の店を出るとき、店長が最後にこう言った。「この時計を買ったお客様は、みなさん『これで時計探しは終わりました』って言いますよ」。その言葉が、ずっと心に残っている。パネライが提案する“青の美学”。 |