池袋のオメガレプリカ時計販売店で、この時計を手に取った瞬間、「写真で見るよりずっと深い」と思った。434.55.34.20.61.001。34mmの18Kセドナゴールドケース。そして、何よりも目を引くのは、その“紫色の文字盤”だ。サンレイ仕上げの表面は、光の角度で漆黒から明るいバイオレットまで変化する。まるで、夕暮れの空を閉じ込めたかのようだ。店長が言ってた。「この紫、実は“薔薇”をイメージしてるんですよ」。
この“紫”が、なぜこんなに深いのか
単なる紫色じゃない。光の当たり方で、赤みがかったパープルになったり、青みがかったバイオレットになったりする。店長が言うには、この色を出すのに何度も試行錯誤を重ねたそうだ。「普通の塗装じゃない。何層ものラッカーを重ねて、一枚一枚手作業で仕上げてるんです」。インデックスはダイヤモンド。数は多くないけど、ひとつひとつが紫のキャンバスに星のように散る。針はセドナゴールドで、夜光は塗られていない。この時計は「暗闇より、光の中で美しさを楽しむ」ためのものだ。
“薔薇”のモチーフが、この時計に“物語”を添える

文字盤の中心には、繊細な薔薇の花びらをイメージした模様が刻まれている。拡大鏡で見ると、その細工の精巧さに息をのむ。「この薔薇、ただの飾りじゃないんです。オメガのクラフツマンシップの象徴なんですよ」と店長。ケースサイドにも、同じく薔薇をモチーフにした装飾が施されている。手に取ってみると、その“手触り”が伝わってくる。写真では絶対に伝わらない、この“質感”こそ、この時計の真骨頂だ。
この時計、どんな人がつけるんだろう?
「“自分を表現する”ことを大切にする方にぴったりです」と店長。確かに、紫色は“個性”の色。派手すぎず、でも確かに“存在感”がある。スーツにもカジュアルにも馴染む。でも、それだけじゃない。この時計には“自分はこれでいい”という自信を持った人にしか出せない雰囲気がある。
心臓部には高精度クォーツキャリバーが搭載されている
年間誤差は数秒以内、電池交換は約3年に一度。毎日の巻き上げや時刻合わせから解放されるのは、忙しい現代女性にとって大きなメリットだ。防水は30m。手洗いや雨程度なら問題ない。ストラップはブラックのアリゲーターレザー。紫の文字盤を引き締めている。 |